唇にアレルギーを起こす可能性のある成分や、荒れを起こす成分が含まれた歯磨きについて何度か書きましたが、今回は治らない唇や肌の色素沈着についてです。特に唇は他の部位に比べメラニンを作る力が弱く、紫外線のダメージを受けやすい部位なので注意が必要です。色素沈着を起こさないためにはどういった対策が必要になるか調べてみました。
色素沈着の原因
タール色素(赤102号など)による色素沈着
タール色素とは、石油が原料の化学成分です。色のついてるメイクアップだけでなく、食品にも含まれています。タールが紫外線に当たると炎症を起こしてシミや色素沈着になるようです。
また、最近のナチュラルコスメは「コチニール(虫をすりつぶしたもの)」を使用しているものも多いそうですが、コチニールによるアレルギーやショック症状(アナフィラキシーショック)を起こす例もあるそうです。
UVカット効果があるリップを夜に塗るのもやめましょう(塗ったらきちんと落とすこと)。
ちなみにタール色素、泡で出てくるハンドソープにまで含まれていました!白いからと油断してはいけませんね。iHerbなどの海外サイトで購入する際は「E124」など、頭に E がついているものがタール色素にあたるようです。
摩擦による刺激
メイクを落とす際にごしごしこすっていませんか?こすってしまうと色素沈着だけでなくしわやたるみの原因にもなります。こするのはだめだから~とメイクが落としきれないのもよくないので、しっかり丁寧にメイクを落としましょう。
金属アレルギーの可能性
金属アレルギーでアクセサリーが身に着けられない方は特になんですが、歯に金属をかぶせていませんか?口の中で金属が反応してしまい顔だけでなく体にまで影響が出るケースもあるようです。保険適用内でも強度は劣りますが白いものに変えてくれる歯医者さんもあるので、気になる方は相談をお勧めします。(理解してくれない歯医者さんもいるみたいなので注意を)ただし、私も気になってかぶせてある銀のものを一部とりましたが、すごくすごくすごーーーーく痛かったです(涙)
金属アレルギーの方はスプーンやフォークにも もしかしたら 反応してるかもしれないので、数日プラスチックや木のものを使って様子をみて、さらにファンデーションや口紅に含まれるコーティングされていない金属成分にも目を光らせたほうがいいのかもしれません。
唇の変色は体質の可能性も(フォアダイス)
上の参考記事にもあったような疾患もですが他にも症状があり、私も先日唇の内側だけ白いのが気になり皮膚科で見てもらうと、体質による唇の変色(フォアダイス状態)という診断をされました。
これは「独立した脂腺が毛包の無い粘膜部に増殖している」「局所的に増殖した脂腺が透けて見えている」状態らしいんです。(パブリックな場所での画像検索は強くお勧めできないものが出てくるので注意です)しかもこれ、治療法はなし。
美容クリニックなどで削ることもできるらしいのですが、再発したり傷が残ったりするようです。そんな・・・!(涙)
↑色が内側だけ違うの、わかりますか?(クリックで拡大します)
唇が白くブツブツプツプツと変色している方は「治らないフォアダイスなのかも!?」と肩を落とさずに、一度皮膚科の受診をオススメします!ヘルペスだったりアレルギーだったりするかもしれません。
フォアダイスだったら・・・女性限定になりますがお肌に優しい口紅で隠しましょう・・・
2016/01/19追記:唇のフォアダイスについて
唇の角化とフォアダイス状態 https://ameblo.jp/aoyamahihuka/entry-11910339766.html
受診していないので何とも言えませんが、参考にどうぞ。
ビタミン不足が原因なんですね~
まとめ
「今が良ければいい」という考えで化粧品を使っているわけじゃないのに、使えば使うほど悪化していく成分が化粧品には本当にたくさん含まれていますね・・・。しかもその知識は自分で調べない限り誰も教えてくれません。
もともと肌が強い人やアレルギーの人は成分などに気を付けていればこれ以上悪化する可能性は低いと思ので、購入する前にぜひ裏の成分表とにらめっこしましょう!
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